骨格メソッドとは
【家も体も骨格構造をみる】
建物に例えると分かりやすいかもしれません
人間の骨格が柱で、筋肉はコンクリートのような外壁です
崩れた骨格構造の建物は、いくら外壁を厚くしたとしても、
柱が傾いたままだと、いつかは倒れてしまいます
それはカラダも一緒で、
いくら外側の筋肉を強くしようと筋トレを行ったとしても、
柱である骨格が崩れた状態だと
根本の解決にならないどころか、
代償行為を繰り返して、
知らない間にカラダに余計な負荷をかけているかもしれません
筋肉アプローチしか方法を知らないのであれば仕方がありませんが、
柱である骨格にアプローチができるとするならば、
あなたはどちらにアプローチをしますか?
【重力がある地球に生きているということ】
私たちは、この地球上で生きていく限り、
重力はつねにかかる状況にあります
傾いた柱は重力下では、あっという間に傾きが強くなり、
倒れてしまいます
重力は敵ではありません
重力が上手くのるところに骨格があれば、
その重力の重みで、骨が強くなったり
体を健康にすることができます
それは、日本家屋の重たい瓦が乗ることで、
家の強度を強くしてくれているのと同じです
【骨格が重力線上にのるということ】
私たち人間は、脊椎動物であり背骨のある動物のひとつです
人間は重力があるこの地球で、二足歩行ができるカラダへと進化してきました
ボーリングの玉一個分の重さのある頭をのせるために、背骨はS字のカーブを描いたのです
骨格が重力線上にのるという状態は、
人間にとってはゼロポジションなのかもしれません
そこがもっとも機能的にカラダが働くポジションです
骨格が重力線上にのるという状態は
足で地面を踏める!、とか
ジャンプが軽い!、とか
日常の中でも骨に乗ってる感覚があります
抽象的ですが、
子どものときの、体や心の軽さとも言えます
起きたらすぐに動くことができる、
ぐっすり眠れる、
寝ただけで、体が回復する、
小さなうれしいことでも、くるくる回ってうれしさを表現する、
いやなものはいやだと言える、
美味しい物はオイシー!と表現できる、
心から踊る・震える・叫ぶ、
そんな軽さを想像していただけたらと思います
また、歩いただけで足裏から振動が全身に伝わり、
一つひとつの細胞をふるわせ、
細胞の活性化、巡りのよい瑞々しいカラダにつながります
【骨格の老化も20歳から】
骨格も歳とともに老化していきます
骨格の老化とは、骨格が重力線上からズレていくことをいいます
家の柱が傾く感じです
5キロはあると言われる頭の重さや背骨の前にある肋骨の重さで、
背中は丸くなり、頭はどんどん前に突っ込み、
バランスをとるために骨盤は後傾し、膝が曲がり、年配の方の姿勢が出来上がります
「骨格老化は20歳から』と言われていますが、
現代の便利な世の中は、骨格構造の崩れを助長させています
スマホ時間が長いことによる首の傾斜、
靴をはきアスファルトを歩くようになり、移動も車ばかりで
家事も電化製品がやってくれるし、仕事もデスクワークが増えてきました
動きが固定化し、動かない場所は全く動かしていない状態です
高1女子、中2男子、小5男子の我が子を見ていると、
丸い肋骨がつぶれ、首はストレート、肩は上がり、丸い頭も絶壁へ
若年化していると気づかされます
ここを、従来のように筋肉で補強するか、
骨組みから立て直すのか、です
筋肉アプローチで限界がみえた昨今、
骨格へのアプローチが、確実な結果が出て効果が長続きできることを知ったのなら、
ここを推さないわけがありません
崩れかかった骨格構造を重力線上に戻してあげると、
機能低下していた部位が向上し、カラダは健やかに、ボディメイクも叶うのです
骨格移動中の私
もっとよくなるよ~♡